副作用で嘔吐したら効き目はなくなる?

妊娠することを望んでいない男女が性行為をする場合、きちんとコンドームなどで避妊するのが基本です。
避妊の方法にはさまざまなものがありますが、性病を予防する効果も期待できるコンドームを使用するのがベストだといえます。
ただし、コンドームを装着していても確実に避妊できるとは限りません。
装着の仕方が不適切だったり、ゴムの劣化などで破れてしまったりすることがあるからです。

避妊に失敗してしまった場合に用いることができる方法として、アフターピルを飲む方法があります。
ただし、これはあくまでも最終手段です。
アフターピルがあるからコンドームは必要ない、ということではありません。
また、コンドームの避妊率が100%でないのと同様に、アフターピルも万能な避妊法というわけではないのです。
アフターピルを飲んだとしても、妊娠してしまうことは十分考えられます。

とりわけ注意しなければならないのは、アフターピルを飲んだときに起こる副作用です。
どのような薬にも副作用のリスクは内在しているわけですが、アフターピルの場合は吐き気を催し、嘔吐してしまう副作用があります。
もちろん全ての女性に起こるわけではないのですが、起こる可能性はかなり高いので要注意です。

アフターピルを飲んだ後に嘔吐してしまった場合、まずはどのくらい時間が経っているかを確認しなければなりません。
体内にアフターピルの成分が吸収される前に嘔吐したのであれば、ほとんど避妊効果が期待できなくなります。
一般的には、飲んでから2時間ほどで体内に吸収されると考えられているため、2時間ほどで嘔吐したときは再度服用するなどの対応が必要です。

飲んでから3時間経っているから体内に吸収されただろう、という安易な考え方をするのも好ましくありません。
アフターピルで避妊効果が得られなければ、もはや妊娠を防ぐ方法はないに等しいのです。
確実に体内に吸収されるように、必死に嘔吐を我慢する必要があります。

アフターピルをもう一度飲むときに気をつけること

アフターピルは避妊効果を得るために飲む薬の一種なので、適切な量を飲むようにしなければなりません。
嘔吐してしまったからといって、安易に倍の量に増やすのは危険を伴うのです。
基本的には、病院を訪れて医師の判断を仰ぐ必要があります。
きちんと病院で医師の診察を受ければ、どのように飲めばよいかアドバイスをもらえます。

アフターピルを飲む状況になっている人は、何らかの理由で病院に行けないことが多いです。
しかし、嘔吐してからの追加をすることになってしまった場合は、病院に行けないなどと言っている余裕はありません。
追加しすぎたりすると、身体に重大な影響を及ぼすリスクがあるのです。

アフターピルを飲んで嘔吐した場合、追加で飲んだときにも副作用が出る可能性があります。
最初と同じように嘔吐してしまえば、また追加するかの判断をすることになるわけです。
このとき、自己判断で追加するのは極めて危険なので、必ず医師の指示に従わなければなりません。

病院で医師の診察を受けるときは、アフターピルをどのくらい飲んだのか、何回嘔吐したのか、追加して飲んだのか、といった点を正確に説明する必要があります。
詳しい状況が分からなければ、医師としても的確なアドバイスをすることができません。
副作用の影響で身体的にも精神的にも苦しい状況にあるわけですが、きちんと記録を残しておくことが大切です。

性行為の前に飲むピルも、性行為の後に飲むアフターピルも、たくさん飲んだからといって避妊効果が高まるわけではありません。
もちろん量が不足していれば避妊効果を得られるはずがないのですが、量を増やしすぎればさまざまな副作用の原因になります。
身体を大きく害するリスクがあるため、冷静に対処しなければなりません。